ミシュランガイドとアウディジャパンのコラボレーションにより実現した全4部作動画の第3弾。
東京銀座にあるモダンイタリアン「ファロ」能田耕太郎シェフは、生産者との関わりによって生まれる感性に従い、食材の良さを最大限に生かした料理でゲストをもてなす。それは、時代の先端を行くテクノロジーと感性を刺激するデザインを両立するAudi e-tron GTにも反映されている。
東京銀座の中央通りは、高級ブティックや老舗が軒を連ねる銀座の中心地。「東京銀座資生堂ビル」は、日本初の洋風調剤薬局発祥の地。エレベーターで10階へ上がると、地上の喧騒を忘れさせる天井高い エレガントな空間が広がる。
「日本の伝統や素材をイタリア料理の技術や歴史を通じて発信したい」と語るのは、「ファロ」の能田耕太郎シェフ。必ず生産者のもとを訪れ、自身の方向性に共感できる方と仕事をする。それは料理のインスピレーションに深く関わっているという。
「料理のひらめきはどこから?とよく聞かれますが、生産者さんや、伝統工芸の作家さんとのコミュニケーション。また美術品や、Audi e-Tron GTのような美しいものに触れる機会を大切にしています。現地に足を運び、その地ならではの食材や器、そして芸術を肌で感じること。するとキッチンで食材の箱を開けた瞬間、その記憶が五感でよみがえるのです」と語る。
また、ミシュラングリーンスターであるファロの能田氏は、地球環境問題に積極的に行動する。きっかけは自身の子供が生まれたこと。フードロスや環境破壊が続けば、将来食べるものがなくなると考え、環境負荷を抑えることのできるヴィーガンコースを始めた。当初はヴィーガンの方からの注文がほとんどだったが、今は菜食主義者ではない方の注文も増えたという。将来はヴィーガン料理を、焼き鳥や寿司のように一つのジャンルとして確立したいのだとか。世界中の人が月一回ヴィーガンの日を選択すれば、それだけで地球を救えるアクションになると話す。
車の部品は数万種類といわれ、それぞれにたくさんに人が携わっている。タイヤもその一部。アウディはその匠の技を集大成させ、車を作る。「ファロ」能田氏の食材探しから、生産者と共に日本の文化を発信することに共通しているかもしれない。
Audi e-tron GTは、電気自動車でありながら力強く、刺激的。美しさと環境への配慮を両立させたAudi e-tronと、能田耕太郎氏の洗練されたヴィーガン料理は、異なるジャンルながら同じ未来を見据えている。