今回紹介する南フランスのロゼワイン5種は、白に近い淡色から濃いルビー色まで様々な色合いがあります。これらは色の濃さに関わらず、カジュアルな食卓にぴったり。ロゼの美しさには、それなりの醸造技術が必要ですが、ロケット工学ほど複雑ではありません。
Château Minuty 2021 Côtes de Provence Rosé 281
シャトー ミニュティ 2021 コート ド プロヴァンス ロゼ 281
ロバートパーカーでレビューされている3つのヴィンテージ全てにおいて91点以上の評価を得たワイン。
白桃とみかんをバックグランドに、繊細なラズベリーのフレーバーが表現されています。可憐なフルーツのニュアンスは、海老の串焼や、じっくりと焼いた野菜との組み合わせに適しています。 ミディアムボディでふくよかな味わい。シルキーなテクスチャーと砕石の香りがする長い余韻をお楽しみください。
Domaine Maby 2021 Tavel Prima Donna
ドメーヌ メイビー 2021 タヴェル プリマドンナ
チェリーとベリーの赤い果実が印象を放ち、メロンとピーチの風味が控えめに寄り添います。ブドウ品種はサンソーとグルナッシュを半々にブレンドし、ステンレス製タンクで醸造。 熟して豊満、輪郭と余韻の長さも素晴らしく、シルキーでエレガントな仕上がり。 このワインの直接的なアプローチは、チェリートマトとフレッシュバジルのブルスケッタや濃厚なポテトサラダと相性が良いです。
Domaine des Bosquets 2021 Gigondas Rosé
ドメーヌ デ ボスケ 2021 ジゴンダス ロゼ
ピーチ、ライム、イチゴの香りをほのかに感じられる、ポップでスタイリッシュなロゼ。色は淡いものの、口に含むとミディアムからフルボディで爽やか。様々な料理と共に楽しむことができ、あらゆるシーンで活躍します。レモンディルソースを添えたサーモンのグリルと抜群の相性です。
Mas des Bressades 2021 Costières de Nîmes Rosé Cuvée Tradition
マス デ ブレサド 2021 コスティエール ド ニーム ロゼ キュヴェ トラディション
ブドウ品種はグルナッシュ60%、シラー35%、サンソー5%のブレンド。イチゴ、チェリー、ピーチ、ライムのフルーティーな香り。ミディアムからフルボディでワインとしての豊かさがありつつ、十分なフレッシュさを兼ね備えています。 このロゼには香ばしいチキン、焼肉、プルコギなどの肉料理と組み合わせてはいかがでしょうか。
Penya 2021 IGP Côtes Catalanes Rosé
ペンヤ 2021 IGP コート カタラン ロゼ
淡いフラミンゴピンクのロゼはグルナッシュ90% 、シラー10%がブレンドされています。爽快感があり、チェリーやイチゴの香りに加え、メロンや柑橘類の風味がほんのり。 クラシカルな味わいは、レモン、ハーブ、オリーブオイルをかけたシンプルな魚料理によく合います。
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※これらのレビューはロバートパーカーの出版物にて紹介されており、スコアは暫定値です。
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