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器に描いたショコラの魅惑 - 東京のチョコレートデザート特集

8 レストラン
世界中で愛されるチョコレート。時代、国境、文化を越え、子供から大人まで魅了する、無くてはならないもの。ショコラティエと呼ばれる専門職があるほど芸術性にあふれ、夢を秘めています。レストランではシェフやパティシエが、チョコレートの無限の可能性に挑戦。カカオの産地にフォーカスしたり、果実を合わせて季節を表現したり、独自の発想を広げています。コースのフィナーレを飾るに相応しい、チョコレートデザートをご覧ください。(2023年2月時点の情報をもとに編集しています。 Illustration image Ⓒ ASAHINA Gastronome)
更新日 2023年2月14日
エスト/est
千代田区大手町 1-2-1 フォーシーズンズホテル東京大手町 39F, 100-0004 東京
¥¥¥¥ · フランス料理

料理名:キャビアチョコレート

海をイメージした独創的な一皿。ミルクチョコレートの甘み、ヨーグルトの酸味、キャビアの塩味が三位一体となり、海苔の香りは潮風のよう。チョコレートとキャビアという斬新なマリアージュは、体験してみないと分からない。

シェフパティシエ:ミケーレ・アッバテマルコ

ル・スプートニク/le sputnik
港区六本木 7-9-9, 106-0032 東京
¥¥¥ · フランス料理

料理名:ラフランス、キャラメリア、トンカ豆

キャラメル風味のチョコレートを指すキャラメリア。ムースやアイスクリームにして洋梨のキャラメリゼに重ねた。香ばしさを際立たす繊細な仕事にパティスリーでの経験が生きる。

シェフ:髙橋雄二郎

ノル/nôl
中央区日本橋馬喰町 2-2-1 DDD HOTEL 1F, 103-0002 東京
¥¥¥ · 現代風料理

料理名:カカオクロッカン

コースの締め括りはカカオがテーマ。コロンビア産カカオニブのローストに粗糖を練り込み、自家製チョコレートでコーティング。そこに八朔のオランジェットとパウダーを合わせた。 咀嚼を繰り返すことで、カカオと柑橘が調和してゆく。

シェフ:野田達也

レラン/l'élan
渋谷区神宮前 5-10-1 GYRE 4F, 150-0001 東京
¥¥¥ · フランス料理

料理名:フォレノワール 山葡萄 フロマージュブラン

黒い森を意味するフォレノワールは、フランスとドイツの国境沿いで親しまれる伝統菓子。さくらんぼとホイップクリームを用いるところ、エランでは富士の山葡萄とフロマージュブランで仕立てる。ビターチョコレートを落ち葉のように削り、ムース、サブレを添えて自由に表現する。

シェフ:信太竜馬

スリオラ/ZURRIOLA
中央区銀座 6-8-7 交詢ビル 4F, 104-0061 東京
¥¥¥ · スペイン料理

料理名:ホワイトチョコレートのスフレフルイード

スフレフルイードのフルイードとは、スペイン語で「液体」という意味。中身がとろけるよう焼き上げた、ホワイトチョコレートのスフレ。フレンチから着想した一品は、フランスからスペインに渡ったシェフの経験を物語る。

シェフ:本多誠一

リューズ/Ryuzu
港区六本木 4-2-35 B1F, 106-0032 東京
¥¥¥ · フランス料理

料理名:魚沼産コシヒカリのリ・オ・レとなめらかなショコラ 焙じ茶のグラス

フランス文化と郷土愛の融合。リオレとはフランスで馴染みの米を使ったデザート。新潟県十日町出身らしく、魚沼産コシヒカリをミルクで炊き、滑らかなショコラと合わす。村上産の焙じ茶はアイスクリーム、パウダー、ポン菓子に。

シェフ:飯塚隆太

アマラントス/amarantos
港区赤坂 2-18-5 2F, 107-0052 東京
¥¥¥ · フランス料理

料理名:メレンゲカフェ/ショコラ/ゆず

極めて薄いメレンゲに包まれたデザート。カフェ風味のメレンゲを割ると、爽やかな柚子のムースが、さらにスプーンを入れると、ほろ苦いショコラのソースが流れる仕組み。繊細な技術と感性が生きる。

シェフパティシエール:宮島由香里

アサヒナガストロノーム/ASAHINA Gastronome
中央区日本橋兜町 1-4, 103-0026 東京
¥¥¥¥ · フランス料理

料理名:サンバランタン 板橋農園の苺、ハイビスカス香るコンポートフレーズ

とちおとめを贅沢なコンポートに仕上げ、ショコラのクリーム、ガトーショコラ、ソルベショコラのテクスチャーを重ねた。苺とショコラのハーモニーを堪能したい。

シェフパティシエ:板橋幸宏

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