ストリングスホテル東京インターコンチネンタル

ストリングスホテル東京インターコンチネンタル（The Strings by InterContinental Tokyo）は、高層オフィスビルの上層階を占めています。全日空の経営で、品川駅の向い側という立地からビジネス客を主なターゲットにしていますが、見た目も中身もとてもスタイリッシュです。

コンテンポラリーなインテリアはどことなくヨーロッパ的で、ラッカー仕上げや大理石の代わりにウッドと石を用いた落ち着いた空間です。ロビーは7層吹き抜けで、天窓からの自然光と池、そして街の眺めが開放的な雰囲気を醸しています。

客室からの眺めも上々で、特に角部屋からの眺望は2面のパノラマで広々としています。上級の客室（ザ・クラブ）からはお台場とレインボーブリッジがよく見えます。眺めにかかわらず客室はすべてブラウンとクリーム色で統一されており、ふんだんなウッドと優美なコンテンポラリー家具で仕上げられています。贅肉のないモダンスタイルですが決して殺風景ではなく、伝統様式の高級ホテルよりもインスピレーションに満ちていて、凡庸なブティックホテルよりも快適な居心地です。

日本への旅行に時差はつきもの。ありがたいことにビジネスセンターとフィットネスセンターは24時間オープンしています。また高速インターネット接続を客室に完備しており、無料で利用できます。ビジネスに適した立地と設備のため、少なくとも平日はビジネス客が多いのですが、ビジネス客に喜ばれることはショッピング客や観光客にも喜ばれます。品川駅は東京の電車網の中心のひとつであり、成田エクスプレスも停車します。ホテルにはイタリアンと中華の2つのレストランがありますが、品川周辺なら食事も遊びも選び放題です。