ベストオブガイド 大阪

大阪 なにわの味に出会う

9 レストラン
かつて「天下の台所」と呼ばれた大阪。江戸時代から北前船の寄港地として各地から選りすぐりの食材が集まり、豊かな食文化が育まれてきました。昔ながらの伝統野菜、大阪湾で獲れる魚介、昭和から広まった粉もの文化も地域の味。古き時代から現代へと受け継がれてきた大阪ならではの多様な食に触れてみませんか。
更新日 2025年7月17日
おうどん 蓬/Oudon Yomogi
大阪市福島区鷺洲 2-10-6, 553-0002 大阪
¥¥ · うどん

江戸時代に北前船で運ばれた昆布の集積地だったことから昆布だし文化が発展した。この店のかけつゆは、真昆布や鯖節から引いただしが滋味深い。うどんは、かけ、きつね、肉など。割烹店が営むだけに様々な酒肴も揃う。

オリベ/Oribe
大阪市西区新町 1-6-18, 550-0013 大阪
¥¥ · 鉄板焼

粉もん文化を代表するお好み焼。大阪の郷土料理として知られ、具材を混ぜてから焼くのが地域の特色。店主がフランス料理出身と聞けば、どんな品書きか気になる。先ずはフレンチオードブルを楽しみ、大阪風お好み焼で締めたい。

万ん卯/Man-u
大阪市北区堂島 1-2-33 5F, 530-0003 大阪
¥¥¥ · おでん

関西風おでんは淡いだしが要。大根や玉子のほか、牛すじも定番の種として大阪で親しまれている。ここは割烹店が開いただけに日本料理の発想と技が効く。おでんを会席の煮物ととらえ、種ごとに薬味や味付けを変える。

串かつ 五條家/Kushikatsu Gojoya
大阪市中央区内平野町 2-1-11, 540-0037 大阪
¥ · 串揚げ

大阪らしい食といえば串揚げ。ここでは世界の料理をヒントにした創作串揚げを楽しめる。フレンチ、インド、中華などバラエティ豊かな味わいが魅力。筍、鮎、栗、蟹といった四季の味覚に季節を映す。

タンポポ/tanpopo
大阪市北区曽根崎新地 1-10-16 6F, 530-0002 大阪
¥¥ · 鉄板焼

店は北新地にあり、創意ある鉄板焼料理が看板。お好み焼は、豚や海老など具材が選べる混ぜ焼き。豚肉を生地と玉子で包む、とん平焼も試したい。

弧柳 継心/Koryu Keishin
大阪市北区堂島 1-5-1, 530-0003 大阪
¥¥¥ · 日本料理

浪速割烹は始末の心で食材を使い切り、伝統を守りつつも常に新しい挑戦を続ける。なにわの伝統野菜、大阪湾の魚介、河内鴨といった地域の食材を大切にするのも要素の一つ。食べ手の要望に耳を傾ける心意気も嬉しい。

新太呂/Shintaro
大阪市北区西天満 2-5-5, 530-0047 大阪
¥¥¥ · 天ぷら

白い衣が上品な関西風天ぷら。種の中心となる白身魚や野菜の風味を生かすため、薄衣をまとわせて揚げる。醤油が入る天つゆを出さないのも同じ理由から。独自に調合した粉塩で食せば、素材の味が引き立つ。

寿司常/Sushitsune
大阪市北区天神橋 2-4-3, 530-0041 大阪
¥¥ · 寿司

天神橋筋商店街から大阪天満宮に続く路地に暖簾を掲げる。名物は明治に初代が考案したバッテラ。宮大工の手掛けた舟形の木枠を巧みに操る四代目が伝統の味を受け継ぐ。街の情緒と寄り添うように大阪の寿司文化を守っている。

よし光/Yoshiko
大阪市北区曽根崎新地 1-8-5, 530-0002 大阪
¥¥¥¥ · ふぐ

ふぐの消費量が多い大阪。西日本が主な産地で、手軽に安く食べられると人気を博した。毒を持つ性質から「てっぽう(鉄砲)」と呼ばれ、危険と知りながらもおいしさに魅了されてきた。豊後水道のとらふぐを、牡丹の花びらに見立てた造りに職人技が生きる。

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