The Roxy Hotel New York

トライベッカはマンハッタンの最もおかしなブレンドの街です。芸術の町であり、SOHOのクールな部分があって、経済の街ミッドタウンのシーンがある。そして19世紀の石畳の道が夕日の落ちるハドソン川や、工業建物に続いていたりして、そこにはニューヨークの最も良いレストランがいくつも点在します。「ザ・ロキシー・ホテル（The Roxy Hotel）」は、近所で人気のホテル。周辺の枠から外れないように当初のデザインに多少の変更は加わったものの、出来上がったホテルは期待通りのものです。

ダウンタウンのファンクということで木目と鉄骨のファサードから成っている8階建てのアトリウムの大きなガラスで出来た屋根からは、日差しがしっかりと差し込むようになっています。それと比較すると、他のニューヨークのホテルが憂鬱なものに感じられます。部屋はアトリウムを囲むようにあって、広々としているとは言えなくても、十分に広く、素晴らしいデザインでハイパーモダンでもありますが、落ち着いた上品なクリーム色とブルーのトーンでまとまっています。ハイスピートインターネットとハーマンミラーのアーロンチェア付きのデスクは貴方の仕事がはかどる事を保証してくれます。そして、ラグジュアリーであることには事欠きません。例えば、フレットリネンや、ローブ、そして「こんな風に生活しています」風のバスアメニティーが全て揃っているのです。

全てのフロアーにはコーヒースタンドがありますから、準備の不完全なままでこそこそロビーに下りていかなくても良いのです。ロビーにあるThe Church Loungeは高級感のある人気のバー＆レストランで、極めてファッショナブル。いくつかのニューヨークの店では一時ならこの雰囲気を楽しむことが出来るかもしれませんが、ここは遅くまでキッチンが開いているので、長い時間それを楽しむことが出来ます。それどころか、carouser達や、時差で夕食の時間帯がずれている旅行客達を救ってきたのです。防音設備が部屋への騒音を防いでくれるので、睡眠を妨げられるようなことはありません。夜の遊び場からホテルの部屋まではすぐですが、ちなみにSunday Brunchは3時まで開いているので、ニューヨーク時間の午前4時にバーが閉まったとしても、安心ですね。