11 Howard

11 Howard Street, ニューヨーク, アメリカ合衆国
213 部屋
最先端スタイル , トレンド
ニューヨークのソーホー地区が、アーティストのアトリエが溢れるエリアとして栄えたのはもう随分昔のこと。2000年代に入ってからは、着々と高級化・国際化が進み、かつてとは異なるエネルギーを発しています。そしてそんな、20世紀と21世紀のこの辺りの雰囲気を上手にペアリングしたホテルがこちら、「イレブン・ハワード(11 Howard)」です。仕掛け人のアンダ・アンドレイ(Anda Andrei)は、現代デザイナーズホテルの生みの親とも言える、イアン・シュレーガーの舞台裏で長年活躍してきた建築家。11ハワードは、そんなアンドレイ氏が、デンマークのデザイン会社「Space Copenhagen」とコラボレートして完成させた、近代的な北欧デザインと、高級ながらも気取りのないサービス精神を持ち合わせた一軒です。見まわす限り豪華絢爛、といった、ニューヨークの高級ホテルにありがちな仕上げ方を意識的に避けているのもユニーク。また、“意識的ホスピタリティ”をモットーに、売上の一部を「Global Poverty Project」をはじめとするチャリティー団体に募金しているというのも、このホテルの魅力をアップさせる個性の一つとなっています。


清潔感ある爽やかなインテリアで北欧デザインの影響を反映しつつ、杉本博司やケイティ・ヤン、ダン・アットーといったアーティストの作品を揃えたレベルの高い芸術コレクションが、地元ソーホーの歴史をさり気なく表現しています。客室は機能性の高いスマートなデザインで、デンマーク風の居心地の良さを重視した空間。パッと見の印象も、ご覧の通り、簡単には忘れられない仕上がりです。


また、ハワードストリートとラファイエットストリートの角という、この立地も大切なポイント。ショッピングに便利なのは言うまでもなく、ダウンタウンの人気夜遊びスポットへのアクセスも簡単です。もちろん、館内には地元っ子も集まるグラマラスなカクテルラウンジ「ザ・ブロンド(The Blond)」や、グルメファンが大きく頷くフレンチレストラン「ル・クク(Le Coucou)」もあり、毎晩賑わっているから、わざわざ外に出なくても充実した夜が過ごせるはず。


近隣エリアについて

石畳の通りと鋳鉄製の建物が並ぶソーホーの歴史的地区は、独特ではないにしてもニューヨークの象徴と言える場所。かつては製造スペースに手を加えただけの、安価なアーティストの住居が点在していましたが、現在は高級路線へシフト。ファストファッションから一流プランドまで、ニューヨークの主要ショッピングエリアのひとつとなりました。ロウワーマンハッタンの中心部に位置し、ユニオンスクエアからウォール街まで簡単にアクセス可能。デザインホテルトレンドを発信し続ける場所でもあります。

初めてNYを訪れる方へ

ニューヨーク(マンハッタン)は、ストリートが東西に、アベニューが南北に碁盤の目のように広がる島。ウォール街として知られるダウンタウンが南端、北はハーレムへと続きます。59丁目より北側は、セントラルパークを挟んで東がイーストサイド、西がウエストサイドと呼ばれます。

ロケーション

11 Howard
11 Howard Street, ニューヨーク, アメリカ合衆国

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