Mas Salagros EcoResort & SPA

活気溢れるバルセロナと、オリーブの木がぎっしりと並ぶ新鮮な空気の中で、尽きることないワインを堪能できる郊外の穏やかな伝統邸宅。あなたならどちらを選びますか。選択に悩んだら、バルセロナから海岸線沿いに車で20分行った先にある、「ホテル・マス・サラグロス・エコリゾート＆アイレ・アンシエント・バス（Hotel Mas Salagros EcoResort & Aire Ancient Baths）」はいかがでしょう。

15世紀からある農園の敷地内にあるけれど、マス・サラグロスは新築。歴史ある景観の中でも、新しく一から何かを作る利点もある、ということでしょうか。しかも、マス・サラグロスは、環境に優しい素材を利用し、省エネを考慮したデザイン。そこらにちょっとエコな雰囲気を取り入れただけで、エコリゾートを唄うホテルとは違います。また、館内にはエコフレンドリーなリネン類やバスグッズを用意。部分的にリサイクル素材を利用した家具が置かれていたり、キッチンでは自家農園で育てられた食材が主役となっています。

そんな中でも、デザインに妥協をしなかったのは、一目瞭然。54部屋あるゲストルームやスイートは、モダンかつ親しみある雰囲気。アンティークの木材のドアがベッドのヘッドボードになっていたり、シーツはオーガニックコットンだったり、ディテールひとつひとつが、さりげなくかっこよくて、どこかほっとする空間を作り上げています。無駄に格式張っていたり、気取った部分はナシ。普段からこだわりのコーヒーがあったり、リサイクルに積極的だったりするモダンな都会人にぴったり。そして、館内にはほかに、セビリア発のエレガントな温水スパ施設も。仄暗い空間でゆっくりと広いタブに浸かっていると、外の世界を忘れてしまいそう。体の芯からリラックスしたら、「ガストロノミック・レストラン1497（Gastronomic Restaurant 1497）」で、オーガニック薫製肉の盛り合わせをつまみに同じくオーガニックのワインを堪能。ワインはもちろん地元産です。また、「ラ・グランハ・サラグロス（La Granja Salagros）」の小皿料理とカクテルも捨て難いところ。どうせなら一晩で両方訪れてもいいでしょう。そうそう、敷地内には湖とスイミングプールもあるから、暑い午後はさっとひと泳ぎしてリフレッシュ。

郊外のゆったりしたリズムに飽きてきたら、バルセロナの喧騒に飛び込むのも簡単。ホテルはそんなゲストのニーズもしっかり心得て、1日4回、無料送迎サービスを用意しています。ほらね、どちらかひとつ選ぶことなんてないでしょう？