ハイアット リージェンシー 武漢 オプティックス バレー

この先しばらくこの世界で生きて行くのなら、北京と上海以外の中国にもちょっと慣れ親しんでおくことが必要になりそう。とあれば手始めにまず、古代都市の武漢（ウーハン）なんていかがでしょうか。ひとつ言っておくと、ここは単に古代に留まった都市ではなく、現在進行形の街。しかも「ハイアット・リージェンシー・武漢・オプティックス・バレー（Hyatt Regency Wuhan Optics Valley）」という、なかなか素晴らしいラグジュアリーホテルの本拠地となっている、と聞けば、ますます興味が湧くのでは。

武漢の商業地区・武昌にそびえる、ガラスと鉄筋で出来た29階建てのこのホテルは、スケール感から言うと、いわゆるデザイナーズホテルとは一線を画した存在です。しかし、デザイナーの耳にその声はどうも届かなかったよう。本質は伝統的な高級ビジネスホテルでありながら、爽やかで近代的なシルエットや、石材やタイル、木材のリッチな質感、さらにはスタイリッシュなバスルームとベッドルームの間に、視界を広げる木の飾り板をあしらったりと、まるでお洒落なホテルの戦略書にでもありそうな要素が詰まった、魅力的な空間が完成しています。

もちろんモダン設備はすべて搭載。また、21世紀の高級ホスピタリティが本質にまで昇華されたこのホテルの周辺には、レストランやバーもたくさんあり、贅を尽くしたスパも楽しみの一つとなっています。中国のグローバルなビジネス・エリートも、彼らとビジネスをする好機を得たビジネスマンも、ここならすぐ慣れ親しむことが出来るはずです。

【アクセス】武漢天河国際空港（WUH）から約51km。「武昌駅」から約16km。