Jean-Michel Cousteau Fiji Islands Resort

ジャン・ミッシェル・クストー・フィジー・アイランド・リゾート（Jean-Michel Cousteau Fiji Islands Resort）は、潜水用の呼吸装置スクーバの発明者の一人として知られるジャック・クストーの息子にちなんだリゾート。当然、素晴らしいダイビングスポットが待ち受けているだろうと期待するでしょうが、フィジーの魅力は海の美しさだけではありません。このリゾートは、あまり知られていないフィジーの素晴らしさを心ゆくまで味わえる設計になっています。

昔から有名な観光地の中には、開発されすぎてゾッとするほど退屈な街やリゾートがあるのは確かです。しかし、素晴らしい魅力があるからこそ昔から愛されている観光地もあるのです。フィジーはそうした真に魅力的な観光地のひとつなのです。ここが南太平洋有数のリゾート地として名を馳せてきたのは、典型的な島ののどかな生活があるからでしょう。

ジャン・ミッシェル・クストー・フィジー・アイランド・リゾートは、バヌアレブ島のサブサブ湾に面した、東京ドームがすっぽり収まってなお余るほど広大なココナッツ畑の中にあります。パームツリー、クリスタルブルーの海、さんご礁、さらさらの砂のビーチなど、フィジーという言葉から連想されるものすべてが、ここには溢れるほど揃っています。

やることはたくさんあります。ダイビングは、バラエティ豊かなスポットのほか常駐の海洋生物学者の興味深い解説によって、さらに楽しい経験になるでしょう。フィジーの自然や文化に触れるアクティビティも毎日あります。ただし、ゆっくりのんびり過ごすのもお奨め。ビーチやスパで1日中ごろごろしていても決して寂しい気分にはなりません。また、子供だけが参加できる探検隊「ブラキャンプ」もあります。

リゾートには「ブレ」と呼ばれる広々とした戸建の客室が25室あります。シュロ拭き屋根のラグジュアリーなコテージで、キングサイズのベッドとデイベッド、専用のサンデッキは全室完備です。室内には電話もテレビもありませんが、それはこのリゾートへやって来る目的にかなっていると言えるでしょう。すなわちここは、島の自然とふれあい、静かな時間を思い切り楽しむ場所なのです。

交通：

フィジーのナンディ国際空港に到着後、国内線に乗り継いでサブサブ空港へ（サンエアまたはフィジーエアで約1時間）、そこから専用車でリゾートヘ。

あるいは、ナンディから水上飛行機をチャーターしてリゾートに直接乗り入れることもできます。チャーター料金は乗客数によって異なります。パシフィック・アイランズ・シープレインズ社でアレンジ可能。