Nau Royal Hotel Boutique & Spa

目を瞑って、ブラジルで過ごすのんびりとしたバカンスを想像してみてください。恐らく頭に描いたのは、リオデジャネイロの魅惑的な夜遊びシーンと圧巻の景色、または北東部の白い砂浜や、ブジオスやフロリアノポリスといったリゾート地ではないでしょうか。でも、通な人におすすめしたいのがサンパウロ。アメリカのニューヨーク同様、サンパウロは都市の名前でありながら、州全体の名前でもあり、その広大なエリア内（特に、瑞々しい緑に恵まれた海岸線沿い北部）には、まだあまり知られていないバケーション地がたくさんあるんです。そしてここ、大西洋岸森林と海に挟まれた、ブラジルの二大都市を結ぶ絶景ドライブルートには、「ナウ・ロイヤル・ホテル ブティック＆スパ（Nau Royal Hotel Boutique & Spa）」のように、ちょっとした息抜きの時間を求めてお洒落なアーバンピープルが集まるホテルも点在しているのです。

これだけ美しい自然環境に恵まれていれば、それを上手に引き立て、より人が楽しめるように演出してあげればいいわけですが、そんなシンプルな業を堂々たる品格を持って実現してくれたのがナウ・ロイヤル。スマートなデザイン感覚を持って完成されたモダンなリゾートです。また、エコな努力も欠かさないという経営方針は、屋内外を気ままに出入りして過ごしたいトロピカルな気候に特にピッタリ。こんな場所にきたら、エアコンの効いた室内にこもっているより、キャンドルの灯りに包まれながら天然木材の屋外デッキでカイピリーニャを楽しみたいではないですか。

ナウ・ロイヤルの客室数は、まっとうなデザイナーズホテルらしく少なめで、全13部屋。木材の優しい色合いと白を基調とした“ガーデンルーム”は、シンプルながら、ハンモック付きの専用バルコニーがあり、何と言っても景観デザイナー、マルセロ・ベロット（Marcelo Bellotto）が手がけた庭が目の前にあるのが魅力。もちろん、必要あらばエアコンもフラットスクリーンテレビも用意されているので心配は無用です。

その二倍の広さとなった“アル・マーレ・スイート”は、海を目の前にしたバルコニーと独立したリビングルーム付き。そしてさらにその二倍の大きさを誇るのは、ペントハウススイート、“ロイヤル・トラサルディ”。純白の空間にスーパーキングサイズのベッドが置かれ、バスルームには和風のバスタブと2つのシャワーが備えられた、なんとも豪華な癒しの間です。

また、せっかくここに泊まるなら、ロクシタン社が手がける「ロイヤル・スパ（Royal Spa）」でじっくりさらに至極の時間を楽しんで見ては。ディナーはもちろん、感動的なオーシャンフロントの景色が広がるレストラン施設「アズル・マリーニョ（Azul Marinho）」へ。シェフは地域の名産となっている新鮮なカニを使った料理が得意で、このエリアを訪れる美食家の間でも人気なんです。

【備考】当宿泊施設のご予約は最短2泊以上からの受付となります。また、16才以下のお子様はご利用になれませんのでご了承ください。