Le Relais de Marambaia

ブラジルと言えばリオやサンパウロのみを思い浮かべがちですが、もう少し範囲を広げる必要があるでしょう。バーハ・デ・グアラチバ（Barra de Guaratiba）はそれほど遠くはありません。リオの町から20マイル程離れたアトランティックコーストにある南西の町です。しかし、充分遠いところであるとも言えるでしょう。水面を見下ろすこの丘陵で町のことを思い出すのは一番最後。ストレスの多い都会での暮らしに変わって太陽、砂浜そして、無駄を省いたポストモダンのブラジルのインテリアデザインが癒しの時間を提供してくれます。ホテルのデザインはミニマリストですが、ところどころに見られる素朴なタッチや程よく配置されたフランス風のアームチェアやソファーは、いつも魅力的で冷たい印象では決してありません。
ホテルの名前の一部であるrelaisは、ヨーロッパの魅力を取り入れていることを強調しようということではなく、むしろ、こじんまりとした無駄のない5つの田舎風のスイートをよく説明しています。キャリッジハウス（駐馬車小屋）以上なのは、もちろんのこと、スイートには研磨硬材で作られたデッキをはじめジェットバスやジャグジーも備わっています。レストラン、Le Bateauでは、Le Relaisのフランスの影響がもっとも感じられるでしょう。ブラジル料理と新鮮なブラジルのシーフードにガーリックをたっぷり使ったお食事が楽しめます。アクセス：サントス・ドゥモント空港もしくはガレアオ空港より車で約1時間。