Amanyara

火のないところに煙は立たないのと一緒で、よくある言い回しというのは、どんなにつまらない表現でも、結局真実をストレートに突くものです。だからタークス・カイコス諸島も、月並みですが、「本当に美しい」というほかありません。白い砂浜が一面に広がり、ターコイズブルーの海が招くような潮騒を奏で、見上げる青空はどこまでも高く、時折絵に描いたようなふわふわの白い雲が漂っています。そして月並みなことを言うならもうひとつ、アマン（Aman）・リゾートは、どこにあるものもこの上なく豪華です。

そんなアマン・リゾートの一員である「アマンヤラ（Amanyara）」は、特に派手なわけでもないけれど、土地自体がとってもエクスクルーシブでプライベートで、これだけゴージャスな場合、それで十分なのです。プール・パビリオンと呼ばれるヴィラを選べば、デイベッドとラウンジチェアに囲まれた12mの専用インフィニティプール付き。プールデッキ脇には手入れの行き届いたプライベートガーデンまで併設されています。一方、プライベートビーチに面したオーシャン・パビリオンからは、見事なカリブの海を眺めることができます。ベッドルーム３～５室付きのヴィラに至っては、専用シェフとバトラーまで付いてきます。

アマン系列のリゾートはどれも、必要なものすべてが揃った独立空間となるよう設計されていて、ここアマンヤラもしかり。敷地内には複数のレストラン、プール、バーがあるほか、フィットネスセンター、そしてヨガやマッサージが楽しめる新設スパ・パビリオンも完備。タークス・カイコス諸島は、そのほとんどが自然保護区となっていて、ダイビング、シュノーケリング、釣りといったアクティビティは、世界でもトップクラス。またリゾート内には、ちびっ子トラベラーに向けたネイチャー・ディスカバリー・センター（自然発見センター）があり、地元の海洋生活について学べる教育プログラムも用意されています。

環境への配慮も行き届いたアマンヤラだけに、今日カリブ諸島全域を襲う観光客の波や、チープな過度開発の姿は無縁。魅力溢れるリゾート施設はもちろん、そもそも一番の目玉となっている壮麗な海と砂を、じっくりと楽しむことができるはずです。

ホテルへのアクセス：アマンヤラはプロビデンシアレス国際空港から車で25分です。アメリカン航空が1日3便、マイアミ発着で運航しています。（所要時間：1時間15分）空港とリゾート間の往復送迎は、4名様まで、125ドルより承ります。