Hotel Palomar Philadelphia

センターシティ地区のリッテンハウス・スクエアからほんの1ブロックに登場したキンプトン・グループの「ホテル・パロマー・フィラデルフィア（Hotel Palomar Philadelphia）」は、かつてアメリカ建築家協会（American Institute of Architects）の本部だった建物の中にあります。当然ながら、1929年築のアールデコ様式のこの建物は壮麗で、ホテルもそれに足並み揃えるべく、アートと建築をテーマに掲げています。時代を匂わせるディテールとフィラデルフィア在住の近代アーティストたちの作品に溢れていますが、美術館風というのとも違います。インテリアは照明からふんわりしたカーペット、中間色で揃えられた家具、ロビーラウンジにどっしりと構えた暖炉と、どちらかというと温かさに満たされた印象です。

全230ある客室はどれも居心地の良さを重視したデザイン。ベッドには白とゼブラ柄のフレッテ（Frette）製のリネン、大理石の化粧台とリサイクルガラスのタイルをあしらった豪華なバスルームにはロクシタン（L'Occitane）のバスグッズが。遊び心あるヒョウ柄のバスローブは、スパスイートの深めのお風呂でゆったりバスタイムを満喫した後で腕を通せばますます気分が上がるはず。お子様にはチェックイン時にプレゼントが。客室では大人版に合う子供サイズのアニマルプリント・バスローブも準備可。ペット（猫・犬は大きさ不問）連れの場合もあらかじめ伝えておけば、客室にボウルとわんちゃんまたは猫ちゃん向けベッドを用意してくれます。トリミング、散歩、ペットシッター、さらにはペットマッサージ・サービスもリクエストできるそう。

毎晩行われるワインテイスティングや毎週水曜のヨガクラス、ジョギング用マップに自転車レンタルも無料とあれば、単身で訪れても満足できること間違いなし。ビジネスで訪れても、オフィスビルが集まるセンターシティにあるので便利。先方をホテルの24階と25階にあるミーティングルーム、街のスカイラインを3方に臨む最上階のボールルーム、または2階建てのバー＆レストラン「スクエア1682（Square 1682）」に招待するのもいい案です。