キャメロン ハイランズ リゾート

キャメロンハイランドは、マレーシアの一般的なイメージとは異なり、クアラルンプールから内陸へ3時間ほどの温暖で涼しい高原です。海抜1,000メートルを超えるこの高原は、イギリス人探検家の名に由来し、紅茶の産地としても有名。そんな由緒正しい避暑地に、キャメロンハイランド・リゾートのような宿があっても不思議ではありません。コンテンポラリーなコロニアル様式の建物に、石造りの暖炉、図書室（インターネットの無線接続を完備）、そして毎日のアフタヌーンティーなど、ハイソな魅力が詰め込まれています。

56室ある客室とスイートは、ウッドフローリング、むき出しの梁、そしてクリームやベージュなどの中間色のリネンをまとった四柱式ベッドという上品で均整の取れたインテリアです。隣接するゴルフコースに面した専用バルコニー付きの客室も多く、また「ジム・トンプソン」や「キャメロン」といったスイートではフランス窓から広々とした台地の眺めが楽しめます。一方、設備はホテルの雰囲気ほど古風ではなく、お茶や読書に飽きたら薄型テレビやコーヒーメーカーで気分転換できます。

ホテル内にプールはありませんが、思ったより涼しい気候のため、なくても気になりません。ただしスパ専用施設「スパ・ヴィレッジ」が併設されているので、地元産のお茶やイチゴなどの自然素材を使ったユニークなトリートメントを楽しむことができます。またレストランも豊富で、この地域では唯一の和食レストランもあります。マレーシアへ来てアフタヌーンティーと寿司にお目にかかろうとは。そんな意外な体験が待っているホテルです。

アクセス：クアラルンプール空港から約3時間半。ホテルの送迎は約200米ドル。