The Beekman - A Thompson Hotel

Name: ニューヨークのThe Beekman - A Thompson Hotel
Address: 123 Nassau Street, ニューヨーク, ニューヨーク, 10038, USA
Telephone: 1-212-233-2300
Rating: 19.5

123 Nassau Street, ニューヨーク, アメリカ合衆国

ファイナンシャル・ディストリクト

287 部屋

上品＆コンテンポラリー , 活気のある

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1 泊料金（税込）

ミシュランガイドのビューポイント

One MICHELIN Key · 1ミシュランキー

赤レンガの、テラス付き9階建がまだ“高層ビル”のカテゴリーに入った1881年に建造されたこの建物。息を飲むほどの美しさを誇るこんな建物が、これだけ何年も放ったらかしになっていたとは、どういうことでしょうか。まあ、どんな理由や言い訳があろうと、ビンテージ高層ビルとでも言うべくこのビルが、この度「ザ・ビークマン（The Beekman—A Thompson Hotel）」として一般に向けて再オープン。これからは私達も、その見事な姿を自由に拝みに行くことができます。

しかしこの建物、外観だけでも歴史を感じさせるけれど、中へ一歩入ればさらに感動。ピラミッド型になった中央アトリウムの天井から差し込む自然光がぼんやりと照らし出すのは、ダークでグラマラスなラウンジ空間。これまでもレトロ・モダンなスタイルと、派手さや華美さは感じさせないのに間違いなく高級な設備施設、ゲストだけでなく地元の人も足を運ぶ公共空間作りといった個性で知られてきた同ホテルグループですが、ザ・ビークマンではさらにそんな魅力がレベルアップ。古い建築が土台となっているおかげで、客室も広めで頼れる造り。大きく美しい窓からは自然光が優しく差し込みます。小屋風のバスルームドアやカクテルテーブルといったモダン・ヴィンテージの要素が、このホテルならではの雰囲気をさらに盛り上げてくれます。

そして、ダイニング面でも、ここは抜きに出る存在。メインのレストラン（とルームサービスを担うの）は、言わずと知れたセレブシェフのトム・コリッキオ氏が手がける「フォウラー＆ウェルス（Temple Court）」。そして、ニューヨーク通の方ならきっとご存知、地元の著名レストラン経営者キース・マクナリー氏が手がけるブラッセリー「オーガスティーヌ（Augustine）」も、もちろん注目です。ウォール街とトライベッカの境界線にあたるこの辺りは、ちょっとぱっとしないエリアですが、近年少しずつ変わりつつあり、ザ・ビークマンの登場により、さらに発展を迎えることは間違いありません。