Mykonos Theoxenia

ミコノスと言うと、60年代に精通している人にはジャッキーやオナシスなどの貴族達の遊び場として思い出す人も少なくは無いでしょう。しかしながら、この島は最近今風な大改造を行なったのです。どんなに時代は変わったと言っても、それでも数十年前の古きよき時代を思い出す人も多いでしょう。「セオクセニア（Theoxenia）」を見れば、なぜミコノスは今、若者やおしゃれな人たちをひきつけているのかわかるでしょう。

立地は勿論最重要ポイント。改築されたランドマークでもあるビル（ここも60年代の遊び場の一つでした）は、無数の絵葉書にもなっている有名な風車の隣に位置しています。そして、ホテル自体は、一般的にギリシャの海辺のホテルと言って想像するものとは正反対のものです。もちろん、殆ど真っ白で、エーゲ海のブルーが使われていますが、内装は全くもってモダンです。勿論60年代の影響は受けていますが、現代調で、地中海の日差しを浴びてとても輝いています。石の床に毛足の長い絨毯が敷かれ、まるであの有名な時代に賛辞を送るかのように、気まぐれな原色の家具が目に飛び込んできます。ただし、ここには美術館のような質感があります。

しばしば、デザインが強調されているところでは、サービスが品疎なのではと心配する人もいるかもしれませんが、ここセオクセニアはその様に、家具の予算が賃金やケータリングから絞り出されているような事はありません。内装が本当に喜びに満ちているように、ホスピタリティも実に真剣です。まず、車から荷物が出される前に既にカクテルが差し出されますし、部屋にはワインのボトルが用意されています。プールはホテルにおける社交の場。スパももうじきできるのだとか。Delosというギリシャで最も神聖とされる古い無人島へのボートの旅を予約することもできます。大切な誰かと行くには最適かもしれません。

もっと世界的なエンターティメントを好む方にはミコノスはまだまだお勧めできるものがあります。世界レベルのショッピングからダイニング、ナイトクラブから、ビーチまで、それはあらゆるテーストの人やドレスコードにも合わせられます。全てをこれらの素晴らしい自然の環境に加えると、なぜ今ミコノスがイビサ島に応えているのか分かるかもしれません。そしてセオクセニアがその中でももっとも奥まったところにあるのだと言えるでしょう。

【備考】6月11日〜10月8日のご予約は2〜3連泊以上、7月20日〜8月26日のご予約は5連泊以上から受け付けています。

【アクセス】アテネからミコノスまで飛行機で約45分、アテネのPireaus港からミコノスまでフェリーで約7時間半、サントリーニのThira港からは約2時間。