Sofitel Mumbai BKC

インドのラグジュアリーホテルと聞いてソフィテルを思い浮かべる人はあまりいないかもしれません。しかしインドを代表するラグジュアリーホテル・グループ、タージがケープタウンでもタージらしい独特の贅沢さを演出しているように、ムンバイのソフィテルも煌めくようなフランスのコンテンポラリースタイルを実現しています。もちろんそれは、インド以外の場所でも通用するものです。


スタイリッシュかつクールなテイストで統一されたインテリアでは、すべてが何度も磨き上げられたよう。銅とガラスの階段、メタリックなバーのスツール、バスルームの白と黒の大理石、そしてベッドの枕でさえ光を放つように感じられます。目まぐるしいムンバイではひときわ輝いて見える存在です。


旅慣れたトラベラーにとってよくも悪くも刺激的過ぎる都市、ムンバイでは、快適でマネジメントのしっかりしたホテルはとくに重要です。ソフィテルは、使い古された言い回しですが、まさにオアシスのような場所。このオアシスはつややかですっきりした、アールヌーヴォーの建物の形をしています。客室はすべて暗めの木の床に大きすぎるほどのバスタブと別になったシャワー、ソフィテルの有名なふかふかのベッドとロクシタンのアメニティが。ムンバイの伝統的なグランドホテルにあるものはすべてそろっています。さらにソフィテルのうれしいところは提携のレストランが入っていること。ムンバイのホテルでいいレストランが入っているところはそう多くないのです。


ムンバイにこんなフランス風のホテルがあるのはさほど驚くべきことでもありません。インドの力強い経済成長は無理のないペースであり、国際都市ムンバイの発展もそれに寄与しています。ホテル名のBKCはホテルのあるバンドラクルラ・コンプレックスの略。周囲には多国籍企業のオフィスが立ち並び、インド証券取引所へもすぐ近くです。ビジネスでの出張なら最強のロケーションでしょう。もちろんレジャーにも最適です。最近完成したバンドラ＝ウォーリ橋はバンドラと市内中心部を結ぶ橋。ここで言うレジャーは驚くほど刺激的なものをさしています。夜、ぐっすり眠るにはそれぐらいのものが必要なのです。

アクセス：空港や駅、ビジネス街からもアクセスしやすいムンバイの中心部に位置しています。