Amanjena

タイ・プーケット島のアマンプリ（Amanpuri）を皮切りに、1980年代後半からトロピカル・アイランドを中心に大人のためのリゾートを展開してきたアマンリゾーツ。新たなチャレンジとしてアフリカ大陸に記した記念すべき第一歩が「アマンジェナ（Amanjena）」です。アメリカ人建築家のエド・タトルの設計で、イスラム建築にインドネシアの姉妹ホテルのテイストを加えた、周囲の環境と調和する美しいリゾートです。

このホテルには、世界を旅する“アマン中毒”たちが必ず訪れたくなるような要素がすべて揃っています。贅を尽くしたアマン・ブランドをこよなく愛し、アマン・ホテル以外に泊まることなど考えられないセレブたちに、満ち足りた休日を約束します。

建物も設備も、装飾を抑えながらも現代的な高級感に溢れています。建築家タトルが描く『アラビアン・ナイト』の物語は控えめで、イスラム建築の慣習に忠実でありながら、イスラム特有の緻密な模様を避け、より統一されたデザインに仕上げています。ドーム型の天井の下にキングサイズの巨大なベッドが横たわる客室（パビリオン）は、あらゆるものをあるべき場所にさり気なく配し、計算され尽くした高級感を醸しています。モロッコ産の緑大理石と大きなバスタブのバスルームは、特に印象的です。

各パビリオンには、専用の中庭、ガゼボ、噴水があります。プライバシーをより完全に確保したい（そしてプライベートプールも欲しい）という方は、2階建てタウンハウス風の客室「メゾン」をどうぞ。ここには暖炉とバトラーサービス、そして来客用のベッドルームがあります。

当然ながら、このホテルには「Health and Beauty Centre」があり、ハマム（スチームバス）、スパ、ジムのほか、30 mのスイミングプールが利用できます。レストランはタイ料理とモロッコ料理の2箇所で、いずれも、フィットネスセンターでの涙ぐましい努力が泡と帰してしまうような、誘惑に満ちた贅沢な料理を供します。ここは、アマングループの新たな“作品”であり、モロッコで最も感動的なホテル。気品溢れる建物とインテリアの中で、究極の癒しのときが待っています。