Gaia Hotel & Reserve

1519年にコスタリカ太平洋岸を海から探索したポンセ・デ・レオンは、現在のマヌエル・アントニオ国立公園（Manuel Antonio National Park）を発見し地図に載せました。しかしその時彼は、実は上陸していません。何千という先住民ケポア族（Quepoa）の戦士が手に手に槍を掲げて岸辺に押し寄せ、その威嚇的な姿に恐れおののいた彼は、美しい白砂やジャングルを一歩も踏みしめることなく去っていったそうです。


その沿岸部も今では、国立公園はもちろん、ビーチ沿いに次々と現れた豪華リゾートのおかげで、観光客が気軽に訪れることができるようになっています。この地域で第一級のホテルといえば、「ガイア・ホテル＆リザーブ（Gaia Hotel & Reserve）」でしょう。一面のジャングルに覆われた高台にあり、テラス付きのスイートやスタジオルーム、そして海を臨む戸建のヴィラなど、さまざまなタイプの客室を備えています。


客室は、現代的な設備とトロピカルですっきりしたデザインが魅力的。磨き抜かれた石や木の床、開放的な高天井、清潔感のある白い壁、ナチュラルトーンの軽やかなカーテンなどがあいまって、シンプルでほっとする雰囲気を醸しています。肌触りのよい高級リネン、薄型テレビ、インターネットを全室に完備し、多くの客室に複数人で入れる大きなジャグジーやリビングルーム、専用バルコニーまたはパティオなどが付いています。2ベッドルーム・ヴィラは屋上に専用プールを、ガイア・スイートは庭と小さなプールをそれぞれ備えています。


このホテルは大人専用なので全体的に静か。館内には「テラ・スパ（Terra Spa）」、フィットネスセンターのほか、滝を挟んで上下に分かれたプールがあり、雄大なジャングルの広がりをちょっと高い目線で堪能することができます。お腹が空いたら、小皿料理の「アンバー・ラウンジ（Amber Lounge）」か、大きな海老とトロピカルフルーツを中心としたコスタリカ郷土料理のレストラン「ラ・ルナ（La Luna）」へどうぞ。


ここへやってきた最大の目的は、自然保護区と国立公園の大自然を満喫すること。スキューバダイビング、シュノーケリング、乗馬、サーフィン、ドルフィン・ウォッチングなど、さまざまな遊びを通じて自然と触れ合うことができます。ガイド付きの1日あるいは半日ツアーもホテルで手配可能です。


交通：


サンホセ国際空港から約3時間、リベリアにあるダニエル・オドゥベール（Daniel Oduber Quiros）国際空港から約4時間。空港からの送迎の手配についてはカスタマー・サービスへご相談ください。