Playa Vik Jose Ignacio

プラヤ・ヴィク・ホセ・イグナシオ（Playa Vik Jose Ignacio）はアレックス・ヴィクとキャリー・ヴィクがエスタンシア・ヴィクに次いで作ったホテル。エスタンシア・ヴィクが小さなカントリーハウス風の隠れ家をめざして作られたとすれば、プラヤ・ヴィク・ホセ・イグナシオは海辺の保養地にある落ち着いたビーチハウスということになるのでしょう。実際に訪れると、建築好きでアートコレクターの、昔からの友だちの別荘におじゃまするような感じがします。しかもその別荘は驚くほど美しい、ウルグアイのホセ・イグナシオの海岸に建っているのです。

チタンとガラスでできた、大きくはり出したプラヤ・ヴィク・ホセ・イグナシオの建物はそれ自体が彫刻か何かのモニュメントのよう。その中に、さまざまなアートで飾られた4つのマスタースイートと、スイート専用のリビング＆ダイニングがあります。その建物はホテルが所有するアンゼルム・キーファーを始めとするアートコレクションに引けをとりません。

プラヤ・ヴィク・ホセ・イグナシオにはアートだけでなく、その他にも信じられないほどリュクスなもので満たされています。全部で6つあるモダンなスイートは石とコンクリートが巧みに組み合わされたもの。暖炉と、壁に窓ガラスを収納できる窓があり、窓を全開にするとさわやかな風が入ってきます。家族連れや大人数でのパーティにお勧めです。アメニティなど、スイートにふさわしい設備は一通り揃った快適なスペースです。

パリエーロ・ダイニングやバーベキューテラス、ジム、スパ、ワイン・カーブがあるパビリオンは、プラヤ・ヴィク・ホセ・イグナシオの中心になる施設。大規模なラグジュアリーホテルと比べても遜色のないものです。サービスも独特です。通常のホテリエとゲストの堅苦しい関係ではなく、よりゆるやかで、友だちのような親しみやすさが感じられます。彼らがこのホテルでの時間をより楽しいものにしてくれるのです。

【備考】毎年5月〜11月休業。

【アクセス】モンテビデオ空港から約150km、プンタデルエステ空港から約50km。