Rancho do Peixe

ブラジル北部、手つかずの自然が残る人里離れた海岸に建つ「ポウサダ・ランチョ・ド・ペイーシェ（Pousada Rancho do Peixe）」はもともと、熱狂的なウィンドサーフィン愛好者のための素朴なビーチフロント・ホテルでした。今ではWi-Fiも完備、ベッドには上質なリネンがセットされています。でも見た目の素朴さと陽気な精神は変わりありません。そして昔と同じように、ヘリコアコアラ国立公園の雄大な自然がこのホテルを引き立てています。ここはリオ風のビーチ・パーティやリゾートとは全く違うタイプのリトリート。ココナッツの実にストローをさしておいしいジュースを飲みながらビーチでまどろむためのホテルなのです。

ポウサダ・ランチョ・ド・ペイーシェにはすべて地元の素材を使って作った16の木のバンガローがあります。屋根はわらぶき、家具は木をラフに削って作ったもの。そのうちのいくつかは想像のつくものですが、中にはうれしい驚きを味あわせてくれるものもあります。こちらではポピーの赤と太陽の黄色が組み合わされたランダムな花模様が壁を覆っているかと思うと、あちらでは野生の花の花びらがベッドサイドのテーブルにまかれている、といった具合にです。砂丘は文字通り、ほんの数歩の距離。ケガをしないよう、サンダルはお忘れなく。

風通しのいい、リラックスできるカクテル・バーとレストランではフレッシュな果物のカクテルやブラジル料理と地中海料理のミックスがいただけます。皿にトロピカル・ベリーやとれたての魚が盛られたら、バンガローで眠りに着く前に大きくて魅惑的なプールサイドで月の光を浴びながら食べたい、という誘惑にかられるはず。ウィンドサーフィンやカイト・サーフィン、昔ながらのシンプルなサーフィンを楽しむゲストもたくさんいますが、一日じゅうハンモックにゆられてのんびりするのもいいものです。

【アクセス】フォルタレザ・ピント・マルティン国際空港より車で約4時間。4名様まで1台片道BRL500で送迎サービスをご用意しています。