Koʻa Kea Resort on Poipu Beach

ハワイは島それぞれに異なるファンが集まる場所。カウアイ島に集まるのは、リラックス指数が特に高い島のムードと遠くへと続く砂浜、そしてみずみずしい野生の緑に溢れ、比較的まだ開発の進んでいないその環境に惹かれる人たちです。これまではどうも、感動的なこの島のイメージに見合う小さめのラグジュアリーホテルがなかったのが残念でしたが、「コア・ケア・ホテル＆リゾート（Ko`a Kea Hotel and Resort）」の登場により、そんな欠点もすっかり解消されました。

60年代の「ポイプビーチ・ホテル」跡地に、不死鳥のごとく登場したコアケアは、意外と少ない正真正銘のオーシャンフロントのホテル。しかもポイプビーチは、やわらかな砂と、そこに穏やかに打ち付ける波がなんとも心落ち着くハワイ理想形のビーチ。もちろんダイビングやシュノーケリングも楽しめます。

客室数はスタンダードルームとスイートルームを合わせて全121室。幅広いサービスやアクティビティが用意できる大きさであり、その上まだ親しみある居心地良さとプライベート感を味わえる絶妙なサイズ、というわけです。客室インテリアは、オフホワイトやダークウッドといったナチュラルカラーを基調に、気取りなく近代的なパシフィックスタイル。子供っぽくなりがちなトロピカルキッチュな要素は全く見られません。ネスプレッソマシンや、ロクシタンのバスアメニティをはじめ、コアケアが目指すスタンダードは典型的なハワイのリゾートよりぐっとシック。客室内テクノロジーに関してもそれは同じです。

レストランのメニューは、近郊で獲れた新鮮なシーフードを活用。フルサービスが揃ったスパや、ビーチチェアやシュノーケル、サーフボードといったビーチ遊び用具もちゃんと完備されているから、バケーション丸ごと敷地内で過ごしても問題ないかもれしません。でもカウアイ島の魅力はビーチばかりではありません。ゴルフはもちろん、深海釣り、ホエールウォッチングやカヤックでの川下り、ヘリコプターツアーなど、冒険心をそそのかすオプションはたくさん。活発に1日を過ごしたら、やっぱり素晴らしいホテルに戻った方が疲れがしっかり取れるし、次の日もより充実感が味わえるはず。