アイランド シャングリ・ラ 香港

香港の「アイランド・シャングリ・ラ（Island Shangri-La, Hong Kong）は恐らく、極東地域の高級大型ホテルとしては随一の大きさでしょう。ビクトリアハーバー沿いに建つ近未来的な摩天楼は地上56階建てで、16階吹き抜けのガラス張りのアトリウムにはチャイナシルクに描かれた世界最大の風景画『The Great Motherland of China』（母なる大地、中国）がロビーを見下ろしています。その大きさは、小さいホテルなら丸ごと入ってしまうほどです。
客室は広々としていて、ワイドスクリーンの液晶テレビが小さく見えてしまうほど。壁一面のピクチャーウインドウの下には、港と街の目を見張るようなパノラマが広がります。クリスタルのシャンデリア、シルクのベッドカバー、アンティーク風の塗りの調度など、モダンな外観とは裏腹な伝統的で華麗なインテリアですが、その下に、あるべき現代的なテクノロジーがすべて隠されています。室内の照明とエンターテイメントシステムはベッドサイドのパネルでコントロールでき、フルサイズのデスクにはブロードバンドのインターネット接続が完備されています。
ホテルのサービスは、レストランの入口からチェックイン時の客室への案内にいたるまで、一流づくしです。ホテルには7つのレストランがあるので、隣接するパシフィック・プレイス（ショッピング&エンターテイメントセンター）に足を伸ばさずとも、さまざまな料理が楽しめます。中でも賞に輝く「Petrus」は最も人気が高く、びっくりするほどおいしい正真正銘のフランス料理と、"ワイン百科" にも似た幅広いワインリストが魅力です。ビジネスや会議用の設備とサービスももちろん充実しています。また、レジャー客にはフィットネスセンターが人気で、屋外の温水プールと各種サービスの揃ったスパがあります。