Villa Maria Cristina Boutique Hotel

風光明媚な歴史の街グアナファトは、かつて銀の採掘で名を馳せ、その富が築き上げた美しい街並みは世界遺産に登録されています。多くの壁画を残したディエゴ・リベラが生まれたこの街の一画に佇む「ヴィラ・マリア・クリスティナ・ブティックホテル（Villa Maria Cristina Boutique Hotel）」は、小さな貴婦人のようなホテルです。

コロニアル調の優美で印象的な建物に、スイートタイプの客室が全部で13室、納められています。その内容も、アンティークとモダンを融合したパリの一流ブランド「ロッシュボボア（Roche-Bobois）」の家具や、ジェットバス付きの大理石のバスルーム、バング&オルフセンのステレオ、無料の無線インターネットなど、大都市のホテルに匹敵する充実ぶりです。競合するブティックホテルが街にひとつもない独壇場にあっても、ラグジュアリーをひたすら追及するプライドの高さを感じます。

館内には、柱や丸天井やモザイクのタイルがローマを思わせるスパがあり、フィットネスセンターを併設しています。またレストランも一流で、洗練されたメキシコ料理と選び抜かれたテキーラの数々を堪能することができます。

こうしたホテルに対する需要は、この街にはあまりないかもしれません。そうした状況でも敢えて独自のスタイルを貫こうとする姿勢こそ、このホテルの個性なのでしょう。

【備考】18歳以下のお子様はお断りしています。また現在、6月末まで改装工事を行っております。