Blackberry Farm

ブラックベリー・ファーム（Blackberry Farm）は、東部沿岸で最も快適な場所のひとつ。グレート・スモーキー・マウンテン国立公園を望むこのホテルは、アメリカのホスピタリティに溢れています。東京ドーム95個分という広大な敷地に、客室数はたった44室。柔らかな羽根布団のベッドとイギリスのカントリー調のインテリアがかわいらしい部屋の外には、美しい野生の花々が揺れる草原が広がります。ピクニックや乗馬、テニス、釣り、焚き火を囲んでの夕食などで過ごす時間は、ホテルというよりも大荘園主の館に招かれているかのような錯覚を起こさせます。もちろん、ホテルなのだから気兼ねする必要などいっさいありません。

ブラックベリー・ファームが誇る最高の客室はコテージスイートで、一棟建てでジャグジーや暖炉が付いています。スパに申し込めば自室でトリートメントを受けることもできます。客室から外へ出てみようかなという気になったら、プールや散策、釣り、テニスなどのアウトドアを冬場でも楽しめます。そして体を動かしたあとは、ブラックベリー・ファーム最大の魅力である食事が待っています。

ここでは、どんなに強く拒んでも、宿泊客はみな1日4回の食事プランとおやつを割り当てられます。「お腹が空いた」という言葉は、このホテルにいる限りどこからも聞こえてきません。ベッドでの朝食に始まり、ランチには新じゃがのサラダやビーフステーキ、ベビーコーンのフライに2種類のパイなどが並びます。その後はアフタヌーン・ティー。フルーツパイ、チェスパイ、コーンブレッドを詰め込めば、夕食までのエネルギーは十分。そしていよいよコースディナーへ。ペカンナッツを散らしたマスのグリルや淡水エビのマリネなど、地元の食材を使った素朴でおいしい料理は、シェフのJohn Fleerの手によるものです。John Fleerは6年にわたってブラックベリー・ファームの味の定評を築いてきました。

ところで、ブラックベリー・ファームがあるテネシー州ブロウント郡では酒類の販売が禁止されていますが、これについてブラックベリー・ファームは先ごろ、自らをプライベートな「Mountain Club」（山のクラブ）であると称し、この難局を打開しました。宿泊客は、会費10ドルを払えば、種類も量も豊富なワインセラーに自由に出入りできます。

ブラックベリー・ファームにいる間は体をどんなに動かしても、飲み食いしたカロリーをすべて消費することは不可能です。もともと高級ブランドを身に着けて気取るような場所ではありませんから、ぜひともゆったりした服装でお出かけください。少しぽっちゃりしてしまうのはご愛嬌、それだけの価値がここには必ずあります。

ご予約について: Blackberry Farm は、可能な限り最高のご滞在をお約束するために、お客様からの追加情報を必要とします。そのため、カスタマーサービスを通じてのみ予約可能です。お気軽にお問い合わせください。