COMO Uma Canggu

バリが未踏の地だったのは、ずいぶん昔の話と言っていいでしょう。確かに、島の一部では開発のひずみを感じることも。でもコモ・グループなら、きっと何より重要な外界からの隔絶感を味わわせてくれるはずです。賑やかな南海岸が緑あふれる牧草地へと変わり始めるチャングーというロケーション。「コモ・ウマ・チャングー（COMO Uma Canggu）」は、美しい黒砂のビーチを見下ろす環境にあり、打ち寄せる波の光景から目を逸らせるものは何もありません。（そういえば、このあたりの海岸は、初心者から熟練サーファーまでが集う人気の場所。コモでは、高級サーフィンスクールであるトロピックサーフ社のインストラクターによる入門コースやスキルアップのプログラムが提供されています。）

リゾート自体のデザインは、デザイナーのパオラ・ナヴォーネと池渕孝一郎が手掛けました。リュクスなつくりで見た目にも印象的なルームやスイート、レジデンスに、ミラノと日本両方の影響を感じとることができます。客室はどれもこれも豪華で、スペースもたっぷり。キングサイズのベッドを標準装備しています。グレードが上がれば、広々としたバルコニー、アウトドアシャワー、簡易キッチン付きの部屋も。ペントハウスともなると、ルーフトップにプライベートプールがあり、アーチ型の構造デザインに目を見張ることになるでしょう。

“コモ・ビーチ・クラブ（COMO Beach Club）”はレストランで、伝統的な海の家の豪華版といった雰囲気。海の景色を目の前にして、魚のグリルやカクテルを楽しめます。それから、いつもながらに贅沢な“コモ・シャンバラ・スパ（COMO Shambhala Spa）”もあり、ビューティトリートメントからマッサージ、メディテーション、ヨガ、ピラティスまで充実。人生を変えるような体験は保証できずとも、それに必要なすべての道具がここにそろっています。