Amanbagh

アマン系のホテル「アマンバグ（Amanbagh）」を紹介するのに、今さら「超ラグジュアリーな」という形容詞は必要ないでしょう。それだけ、このブランドが強いということです。アマンでなければ行かないほうがマシ、とまで言い切る厳しい選択眼を持つ旅人もいるくらいです。アマンの美しさを表すこの特別な表現は、軽やかなエキゾチシズムの漂うラジャスタン州にも当てはまります。ヨーロッパ諸国が台頭し始めていたとはいえ、中世の頃のこの地は、玉ねぎ型のドームやパームツリーが青い空に映え、美しい庭園に並ぶ白壁のパビリオンの内部はオイルランプで照らされ、鏡の間は複雑なイスラム模様で飾られていました。

18世紀に入ると、ものごとはよりpearシェイプになりましたが、アメリカ人建築家エドワード・タトルのおかげで、アマンバグはムガル様式の壮麗さと清らかさを蘇らせ、21世紀のラグジュアリーな顧客のために、その門戸を開いています。


砂岩のエレガントな母屋に24室のスイートを収めています。各部屋には、専用の庭か屋上テラスが付いています。バターのような色調の落ち着いたインテリアで、石の細かい彫刻やイスラム模様のカーテンなどで彩られています。優美なリネンと贅沢なバスのせいで、部屋から出たくなくなるかもしれません。

その他に、1ベッドルームのパビリオンが16棟あり、いずれも専用プール付きの庭と大理石のバスタブを完備。もちろん、館内には共用プールがあり、まるで誰もが幸せな気分になれるオアシスのようです。


アマンバグのレストランは、自前のオーガニック菜園での収穫物をふんだんに使って、一流のシェフが伝統的な郷土料理を供しています。そして予想通り、最高級のスパを完備、また図書室もあります。一方、ホテルのスタッフは、郷土の文化や風習や建築物や名所をゲストが探検するのに、さまざまな便宜を図ってくれます。ラクダや象に乗って巡るもよし、自転車でももちろんOKです。

アクセス：

AmanbaghへはJaipur Airport からお車で約１時間45分掛かります。