Hotel Matilda

2010年後半にオープンした「ホテル・マティルダ（Hotel Matilda）」があるのはメキシコ中心部の高原、穏やかでリラックスできる国際都市として人気のサン・ミゲル・デ・アレンデ。昔から前途有望なアーティストや、さまざまな年代の外国人の拠点であり、スペイン植民地時代のシックな雰囲気を感じさせる場所として知られています。ホテル・マティルダはサン・ミゲルのアーティスティックな遺産をリスペクトしつつ、大都市のブティック・ホテル的なデザインでこの街に新しいトレンドを生み出しています。


マティルダの名前はオーナーのコレクションにあった、ディエゴ・リベラの肖像画からとられたもの。この絵は1940年代のものですが、32ある客室にはより現代的なアートワークが飾られています。美術館というよりはギャラリーのような、リラックスできる雰囲気です。空間はすっきりしたラインとさわやかな白で構成されていますが、それだけではありません。濃いベージュと茶の家具や居心地のいいソファやアームチェアは、モダンさの中にも豪華さを演出します。大半の客室にプライベートなテラスがあり、遥かバジオ山脈まで続く眺めを楽しめます。退廃的な香りが漂うオーナーズ・スイートにはパーゴラのついたテラスがあります。


街に出ればおいしくてバリエーション豊かなレストランのチョイスには不自由しませんが、マティルダのレストランでもそれに劣らずすばらしい、この地方独特のメキシコ料理や多彩な南米料理が楽しめます。もっと気軽に食事を楽しみたい人にはラウンジでのピザがお勧めです。このラウンジ内にあるバーは、スタイリッシュなオープン・エアの席に続いています。


アクセス：バジオ空港（BJX）から約140km。空港もしくはクエレタロより送迎サービス（片道135ドル、メキシコシティから片道345ドル）をご用意しています。