Casa Chameleon Mal Pais

日本ではまだ、旅好きの間でもピンと来る人は少ないかもしれませんが、カリブ海と太平洋に挟まれた中米の国コスタリカは、近年特にアメリカ〜ヨーロッパのお洒落なトラベラーが注目している旅先。昔は予算のないバックパッカーが集まるスポットとしてしか知られていなかったけれど、最近は高級宿やデザイナーズホテルも増え、自然にどっぷり浸かれるエコツーリズムのメッカとなっています。そして、太平洋側のニコヤ半島にある「カーサ・カメレオン・マル・パイース（Casa Chameleon Mal Pais）」は、そんな気になるコスタリカのホスピタリティ・スタイルを思い切り体感できる場所。

客室ごとに専用のプランジプールがあって、プライベートテラスとハンモックも用意されています・・・と書くだけでも十分かもしれませんが、一応もう少しご紹介。太陽の温もりを感じる敷石のフロアに広がる、陽気で居心地抜群のヴィラはそれぞれ、模様が目を引くテキスタイルがたっぷりあしらわれ、辺りは世話の行き届いた熱帯植物に囲まれています。ドアを開けっ放しにして、朝キングサイズのベッドで目を覚ますと共に、恍惚必至の青々とした自然を眺めることができる、なんて素敵ではありませんか。また、どのヴィラを選んでも必ずオーシャンビューが楽しめるから、ハンモックに身を委ねながらふと瞑想に浸ってしまっても（またはそのままお昼寝しちゃっても）当然。この際、ヴィラを出ずに、食事やスパサービスも客室内で済ませてもいいでしょう。

とは言え、頑張って起き上がり探検に出れば、努力は報われるもの。オープンキッチンのレストランで美味しい地元産の食材を味わったり、メインプールの脇の滝のそばでくつろいだり。さらに、ニコヤ半島では、ジャングルの前に広がる白砂のビーチにも出会えるんです。楽園という言葉がぴったりのニコヤ半島のビーチは、世界屈指の美しさとしてトップリストにもよく名が上がり、ちょっと遠い場所で波を楽しみたいというサーファーたちが集まる場所。漁村・農村で成り立つ辺りの村マル・パイースは、まだ観光客の姿が少ないのも魅力。地元の人たちを真似てバギーに乗って、さあアドベンチャーに出かけましょう！