South Place Hotel

Name: ロンドンのSouth Place Hotel
Address: 3 South Place, ロンドン, EC2M 2AF, GBR
Telephone: +44 (0)20 3503 0000
Rating: 19.5

3 South Place, ロンドン, UK

ザ・シティ

80 部屋

現代的デザイン , トレンド

サウスプレイス・ホテル（South Place Hotel）は、市内東へと広がり続けるホテルシーンや、世界屈指の前衛的デザイナー群、そして気鋭のビジュアルアーティストについてなど、今ロンドンで起きている最もエキサイティングな流行について学べる場所。ここであなたを導くのは、妙に偉そうなツアーガイドなんかではなく、ゲストに素敵なひとときを提供したいと望む、地元に詳しく気が利くホテルスタッフです。世界屈指の金融街を包括するシティ・オブ・ロンドンとその周辺エリアが最近ロンドンっ子にとって、“単に仕事に行く場所”ではなくなっているというのは、ロンドン東部に位置する当ホテルを検討しているあなたならすでにご存知でしょう。実際この辺りには、ピカデリーの人混みから離れて遊びたい地元っ子やロンドン通が集まるバーやレストラン、ナイトクラブが豊富。そんなエリアにあるサウスプレイスだから、娯楽に関しても一枚上手なのは当然のこと。屋上のバーは、ホテルがオープンする前からLCDサウンドシステムのナンシー・ワンがDJセッションに登場するなど話題性が高く、知る人ぞ知る夜遊びスポットのひとつとなっています。

嬉しいことにここでは、バーテンダーの腕が光る素敵なカクテルだけでなく、快適な睡眠も確実に得られるからご安心を。客室デザインを担当したのは、この近所に近日大盛況オープンを果たした「Boundary Hotel」のインテリアも手がけたコンラン・グループ。ゲストルームをちょっと覗けば、経理担当より、デザインチームの方が優位にある関係だったろうことは一目瞭然です。どの部屋もロンドン基準より広々としているのは確か。中にはいい意味で“巨大”と形容できる部屋も。ベッドも大きさはキングサイズ以上のみ（！）。豪華なイタリア産の大理石でできたバスルームには、香水ブランド、ジェームス・ヒーリー（James Heeley）製のアメニティが。シャワーエリアも、２、３人同時に立てるほど余裕のある広さです。巨大なバング＆オルフセン（Bang & Olufsen）社製テレビでは、オンデマンドの映画も無料で観放題。カシミアと銀（?!）で包まれたマットレスをはじめ、ジョセフィン・ホーム（Josephine Home）社によるベッドもゴージャスそのもの。でも、単に豪華さを追求しているだけではありません。ゆったりサイズのワークデスクには、メディアハブと海外プラグ対応コンセントを設置するなど、機能性へのこだわりも。スイートルーム「Suite 610」の、窓際に置かれたガラス張りのバスタブほどのセクシーさはないけれど、デザイン性と機能性を持ち合わせたインテリアが可能であることをあたかも当たり前かのように証明しています。

バービカン・センターからも歩いてすぐですが、コンテンポラリーアートの一大コレクションを観たいならそこまで行く必要もありません。サウスプレイスでは、各客室にロンドンの若手アーティストによるオリジナル作品が置かれているほか、公共スペースには特注のインスタレーション作品が飾られています。また、毎年ロンドンの美大新卒生を対象にした芸術賞の運営を行っているので、常に新鮮な作品に出会えることは間違いありません。

サウスプレイスの仕掛人は、すでにヨーロッパ、アジア、アメリカと、３大陸でレストラン経営を行い、大成功を納めているチーム。この事実をこうして後付けのように紹介できるのは、グループにとって初のホテルとなる同館の意欲的なデザインとサービスのおかげです。シェフの腕以外にもセールスポイントはたくさんあるけれど、屋上階と地上階に設置されたレストランはどちらもゴージャスで、ホテルの魅力を倍増。もちろん、このエリアにはホテルの外にもとっておきのレストランやバーが集まっていて、ここでも、このホテルと周辺地区がお互いを反映しあっているというわけです。サウスプレイスは街から離れたオアシスというわけではなく、当然のごとく街に溶け込んだ、なくてはならない存在なのです。

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