Schloss Elmau Luxury Spa Retreat & Cultural Hideaway

冬になると、シュロス・エルマウは、スイスが独占権を持っているかのような、特別な銀世界に包まれます。ここ「シュロス・エルマウ・カルチュラル・ハイドアウェイ＆ラグジュアリー・スパ（Schloss Elmau Cultural Hideaway & Luxury Spas）」が、普通のスキー宿でないことはその名前からもお分かりでしょう。アルプスのリゾートで「文化の隠れ家」を名乗れるところはそうそうありません。

威厳と華やかさが漂うまるでお城のような容貌ですが、内部は現代のラグジュアリーホテルらしいモダンで洗練された雰囲気で、昔のバイエルンの面影を残しながらも、現代的で高級感のあるインテリアで統一されています。客室やスイートは広々としていて5つ星ホテルに足る充実の空間ですが、このホテルは客室よりも館内設備のほうに注目が集まっています。


その理由は明らか。スパはなんと4箇所もあり、内容もマッサージやお風呂などの基本にとどまりません。大人と子供が一緒に楽しめる「ファミリースパ」、木立に囲まれた渓流のそばでトリートメントが受けられる「ネイチャースパ」、トルコ風のお風呂「ハマム」のほか、大人専用の豪華スパ「バーデハウス（Badehaus）」は屋上の温水プールと温かい塩水プールを併設しています。


一方、カルチュラル・ハイドアウェイの由来はというと、おまけのようなアートギャラリーではなく、時代を感じさせる豪華な舞踏場、2つの図書室、そして目を見張るほど現代的なコンサートホールです。いずれここで読書会やコンサートなどが開かれ、子供たちが大勢参加するようになるかもしれません。シュロス・エルマウの食の祭典にもご注目を。シェフChristoph Rainerのもと、「イキガイ（IKIGAI）」はミシュラン二つ星を獲得しています。

交通：


ミュンヘン国際空港（フランツ・ヨーゼフ・シュトラウス空港）から車で1時間半、インスブルック（オーストリア）のクラネビッテン空港から45分。タクシーの場合、ミュンヘンから約200ユーロ、インスブルックから約100ユーロ。電車の場合は、ミュンヘンまたはインスブルックからガーミッシュまたはクライス村へ（約1時間に1本）、そこからホテルまで約5km。空港からの送迎の手配についてはカスタマー・サービスへご相談ください。