Alvear Palace Hotel

Name: ブエノスアイレスのAlvear Palace Hotel
Address: Avenue Alvear 1891, ブエノスアイレス, ARG
Telephone: +54.11.4808.2100
Rating: 19.4

Avenue Alvear 1891, ブエノスアイレス, アルゼンチン

Recoleta

195 部屋

伝統的＆エレガント , 活気のある

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1 泊料金（税込）

ミシュランガイドのビューポイント

ここは、ブエノスアイレスの上流階級たちが集う真の中心地。ホテル正面を飾る年代ものの美しい縞模様の石は、すべてパリから運び込まれたものです。まぎれもないブエノスアイレスの香り漂う外観に対し、内部は豪華絢爛。伽藍天井から下がるシャンデリアが、磨きこまれたフロアと贅を凝らしたペルシャじゅうたんを照らし、ユニフォームに身を包んだドアマンが著名なゲストの到着を待っています。やって来るのは伯爵か、総理大臣か･･･。チャールズ皇太子がタンゴのステップを踏み、着飾った紳士淑女がお茶を片手に社交シーズンの計画を立てるのが、ここ「アルベラ・パレス・ホテル（Alvear Palace Hotel）」です。
客室のインテリアは太陽王ルイ14世の時代を思わせる趣で、果物や花が溢れ、壁には古典の名画がかかっています。エルメスで統一された香り高く愛らしいトイレ、そしてその横には王侯貴族のようなお風呂。バトラー・サービスは1日24時間。朝食は街一番のおいしさ。お供を連れたVIPご一行には、プライベート・ウィングがあります。ダイニングルームやサウナ付きで、ボディガードや顧問、家族などと一緒に泊まれる十分な広さがあります。
このホテルで、今も昔も最も豪華なのは1階のロビー。大理石の柱と光り輝く金箔の装飾は、1932年の開業当時から変わらない美しさを保っています。ゴージャスな毛皮に身を包んだマダムが、経済界の大物に腕をとられフロアを滑るように横切って行ったかと思えば、輝くように美しいレディが、お隣のルイ・ヴィトンでショッピングを楽しんだ証を持って帰ってくる ― カトリーヌ・ドヌーヴやソフィア・ローレンも、オスカー・デ・ラ・レンタもスペイン王も、かつてこのホテルに宿泊しています。
このホテルに滞在するなら、クリスチャン・ディオールを身に付けヘアメークを怠らないこと。フォーマルすぎるということはありません。上流階級の真似事をして、軽いキスを忘れず、毎日美容院へ通い、シャンペンを大量に飲むといった、貴族のような振る舞いが肝心です。このホテルの高級フレンチレストランのティータイムとディナータイムには、この国のエリートたちが毎日必ずやってきます。ゴシップを仕入れたり、エヴィータのようなサクセス・ストーリーを狙うには絶好の場所。コロン劇場のオペラに行きたいなら、アルベア・パレスで待ちましょう。チャンスは向こうからやってきます。南米大陸で最も洗練された街ブエノスアイレスでは、かりそめの住人にもアドレスが必要。そして、そのアドレスとしてアルベラほど適したものはありません。