Brenners Park-Hotel & Spa

フランスとの国境に近いドイツ南部の町バーデンバーデンは、旅人には見過ごされがちですが、温泉保養地として、あるいは国際的なイベントや会議の開催地として有名です。1872年開業の「ブレンナーズ・パークホテル＆スパ（Brenner’s Park-Hotel & Spa）」は町一番の高級ホテル。黒い森「シュヴァルツヴァルト」のほとりで、フレンチをアレンジしたおいしい料理と温泉に癒される、贅沢で快適な休日を過ごすことができます。もちろん、ここは単なる温泉宿ではありません。ここのスパは、ヨーロッパやアジアのトリートメントを独自にアレンジしたメニューがずらりと並び、ヨーロッパの一流スパの中でも最高と言われています。またアクティビティを含め遊びのためのメニューも豊富で、ゴルフ、テニス、乗馬、サイクリングのほか、「黒い森」ではハンティングやハイキングを思う存分楽しめます。しかしこのホテルの魅力は、こうしたアクティビティではなく、それ自体が持つラグジュアリーな雰囲気にあります。緑の木立とオース川のせせらぎに囲まれた建物は優美な19世紀の建築様式で、贅を凝らした装飾と本物のアンティークの調度が溢れんばかりの高級感を醸しています。客室も贅沢な装いで驚くほど快適、全室に大理石張りの豪勢なバスルームを完備しています。また、すべての客室に専用テラスが付いていて、オース川沿いの遊歩道や、その向こうに広がる森の美しいパノラマを見渡せる部屋もあります。「黒い森」もバーデンバーデンの町も、うっとりするような美しさ。ある程度の予算があれば、かつてここで夏を過ごした王族と同じように贅沢なリゾートライフを過ごせるでしょう。世界的に有名なカジノもあって華やかな雰囲気ですが、個性的なホテルのファンにとってはやはり、このホテルが町一番の魅力でしょう。アクセス：バーデン空港（FKB）より車で約15分。