Conrad Abu Dhabi Etihad Towers

ここ最近では、アブダビはただ単にドバイの隣にある都市なんていう概念はもう時代遅れになってきました。

この首長国連邦の首都がとにかく豪華好きであることを示す証拠として、2010年に世界で初めて金(ゴールド)を扱うATMが導入されたことが挙げられるかもしれませんが、私たちは最近できた他のものにも興味があります。例えばそれは、ルーブルやグッゲンハイム美術館の姉妹館、F1世界選手権、数々の魅力的なレストランやバー、そして新しく大胆な試みに取り組むホテルの数々。そのリストにConrad Abu Dhabi Etihad Towersを追加してください。コーニッシュ・ビーチに建つ5棟の巨大なガラスの高層ビルのうちの1棟は単体でも目を見張るものですが、5棟揃った姿は圧巻です。

夕方にウォーターフロントのコーニッシュ・ウォークウェイを散策するのも素敵ですが、もっと高い場所にも様々な楽しみがあります。コンラッドに入る12軒のレストランとバー、高層階に位置するハイテクな会議室やビジネス施設、3つのプール、30軒ほどのショップ(マノロブラニク、ランバン、ジバンシィ）など、そのリストは続いていき、滞在に飽きることはないでしょう。

広大な客室や、床から天井まである大きな窓からの眺めは言うまでもありません。バトラーサービスや太陽の光がふんだんに差し込む広いバスルームなどは標準装備。アップグレードすることでバスルームに白と金のモザイクを施したり、オーナー一族のプライベートコレクションから写真作品を選んで展示させることもできてしまいます。でも、これはまだスイートルームを予約する以前の話。ロイヤルエティハドスイートは、タワーの60階ワンフロア全体を占め、3ベッドルームのアパートメントの5倍以上の広さがあります。アメニティ内容を一つとっても、それは運転手付きリムジンが常に待機しているというもの。60階のスイートルームはいささか大げさであるものの、要するにゲストの望むものがラグジャリーであるならば、そこには事欠きません。

でもご安心あれ。ここでは金の塊や、眺めの良いバスタブばかりが目立っているわけではありません。最先端の遊びと同時に、ビーチでのんびりと過ごすような昔ながらの娯楽もちゃんとあります。階段を下りたらプライベートとパブリック両方のビーチが広がり、日々積み上げられる柔らかな白い砂と青い海がゲストたちを出迎えてくれます。